その後、どうなったの?
グッドモーニング保険の第4回です。
初日から2日連続で寝坊が発生。今回は3日目から最終日まで一気にお見せします。
<前回までのあらすじ>
「相互扶助を目に見える形にして、保険の納得感をもっと高めたい!」
そんな思いから、寝坊を題材に始まったP2P保険実験。
しかし保険期間開始後2日連続で寝坊発生。納得感は?保険成績は?どうなるグッドモーニング保険!
過去回を見てない方はこちらからチェック!
第1回 P2P保険実験始まる
【グッドモーニング保険の概要】
※約款は最下部に掲載中!
5/27(水)〜5/31(日)
いきなり結論からいうと・・・
3日目以降は最終日まで誰も寝坊しませんでした。
寝坊しなかったまもる、きっかわ、ホリは「優秀被保険者」としてTib全体で表彰されました!(無事故の人が報われる仕組みとしてやってみたのですが、あんまり効果はなかった模様)
寝坊者がいなかったので、これと言ってストーリー的な撮れ高はないのですが、
一方で1週間のPoC期間だけでも相当いろいろな行動変化があってそっちが結構おもしろかったので、これを紹介します。
①日に日に保険への興味が薄れていく
毎晩申告する、というのは「3分で済む」「1週間しかやらない」「実験したくてやっている」というメンバーでさえもひたすら面倒でした。UX上げるのは大変で、下がるのは一瞬だということをまざまざと感じました。
メンバーの意識の低下度合いはこちら
明らかにコメント量が減っています。
申請を忘れる人も出てきます。
※注:ちゃんと全員最後までやり通しはしました
②コミュニケーションは増えた
Tibって案外コミュニケーション取らない時は取らないんですが、毎晩申告義務がある分、コミュニケーションのきっかけにはなりました。これは非常によかったです。
③保険を違う角度で深く考えるきっかけにはなった
これが一番良かったです。机上の議論より行動・検証が大事だと改めて実感。
各自の引き出しも広がって、色んな意見が出てきました。
で、結局P2P保険・寝坊保険はいいのか?
ぶっちゃけ寝坊保険はあんまりニーズないです。寝坊したから出ていくお金とか、改善のためにお金を使うことがあまりないからだと思います。
一方、割といろんな気づきを得られたので、当初考えていた商品魅力と、やってみて感じた価値のギャップを、マーケティングの4Cでまとめてみました。
コミュニケーションとか利便性は割と良かったんですが、顧客価値がめちゃ低い。
特に、「P2Pのよさ」として挙げていた相互扶助に対する評価が壊滅的。助けてる感が全然ありません。
そこで、「なんで助ける感がないのか?」と「解決するには何を変えれば良いのか?」を考えたら、結論っぽいものが見えてきました。
投げ銭です。投げ銭というと良いことに対してお金を支払うイメージなので、募金に近いかもしれません。募金をもっとダイレクトに、メッセージを込めてやってみたら、助けられる側も助ける側も納得感を持てるのではないでしょうか。
ということで、投げ銭・募金×保険で次の実験に移ります!
続編また書きますので次回をお楽しみにー!
〜グッドモーニング保険編 おわり〜
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